「不動産鑑定士って、どんな仕事しているの?」と聞かれることがよくありますが、一般の方には馴染みがない職業かと思います。

ですので「不動産鑑定士の仕事」というカテゴリーを新たに作り、普段、私たちがどのような仕事をしているのか分かりやすく伝えていきたいと思います。


まず、不動産鑑定士って何?、ということですが、「不動産の鑑定評価に関する法律」第2条を要約すると、以下となります。


「不動産の経済価値を判定し、その結果を価額に表すことを業務として行い、報酬を得る人」


不動産鑑定士という資格は、国家資格(国土交通省管轄)であり、資格を保有していないと、上記業務を行うことはできません。もう少し細かく言うと、不動産鑑定業者の登録をしている機関に所属し、且つ個人も不動産鑑定士の登録をしていないと、不動産鑑定の業務を行うことができません。


また、「不動産会社の無料査定と何が違うの?」と聞かれることもありますが、大きく違うのは、以下の3点でしょうか。

・不動産会社の査定は、売買や仲介を目的とした入口段階でのサービスである

・不動産の鑑定評価に関する法律により、報酬を得ることができないため、無料となる

・賃料改定、立退料の算定、借地権や底地等の権利関係が複雑な案件は対応していない不動産会社が多い


逆に言えば、不動産鑑定士の業務は、

・不動産の経済価値を価額に表す、つまり不動産の鑑定評価を行うことにより業務が完結する(アフターフォローも適宜行います)

・業務により報酬を得ることができるのは不動産鑑定士だけ

・賃料改定、立退料算定、借地権や底地等の権利関係が複雑な案件をむしろ得意にしている

ということになります。


また、次回以降、不動産鑑定士について深く掘り下げていきたいと思います。