先日、銀座方面に出かけていたとき、「そうだ、ここから伊東屋は近いな」と思い、文房具でおなじみの「銀座 伊東屋」に行って参りました。最近テレビ等でも取り上げられておりますが、外国人観光客の方が多くおりました。やはり日本の文房具は海外にはない、独特なものでしょうか。

伊東屋に行った理由ですが、「仕事で使うボールペンを購入する」というものでした。私ども不動産鑑定士は、成果物である不動産鑑定評価書等には自分の名前を署名しなければならない、という重要なルールがあります。もしこのルールを守らなかったら、監督官庁や所属団体から懲戒処分を受ける可能性もあるぐらい、重要なルールなのです。

今まで使っていた筆記具は、PARKERの5thという、ボールペンと万年筆の間をとったようなものを使っておりまして(この写真の2本あるうち、キャップを外している方)、使い心地はよいのですが、インクを結構使うので、それなりの頻度でリフィル(替え芯)を入れ替えなければならないという手間がありました。私の場合、事務所でも自宅でも仕事はするので、この5thを自宅用にして、新しく事務所で使うボールペンを購入しようと思い、伊東屋にて同じPARKERのボールペン(写真のうち、ケースに入っている方)を買いました。


まあ、値段はそこそこ購入しやすいものから、10万円を超えるものまでありましたが、私の場合はまあ比較的求めやすい値段のボールペンにしてみました。購入してからまだ署名をする機会がないので、まだ使っておりませんが、このボールペンには沢山働いてもらいたいと思います。

最近は電子署名というものがあり、印刷した紙に名前を書かなくてもよい、という仕組みがあるようですが、私はこのアナログ的な作業が好きなので、まだまだ紙に署名していきたいと思います。